あいぞめ処 桜井紺屋

世界最古の染料、藍。

古くから愛されてきた染料、藍。
ジーンズや着物など今でも愛されている世界最古の染料です。

「桜井紺屋」ではこの藍を中心とした染めを行っています。
基本だからこそ奥が深い、藍染めを日々考え、
一枚ずつ丁寧に染め上げています。

藍の瓶に浸けて、染めています。

藍の染料がたっぷり入った瓶に
防染した生地を浸けて染める、藍染めと言う技法。

この瓶の中の藍は生きているため
毎日藍と付き合いながら染め具合を見極め
調整しています。

のりを置いて染めない地を残す、
型染め。

型紙を切り、のりを置きます。
のりを置いた部分は染めない部分は染まらないのです。

実は絵柄を染める意識ではなく
白地を残すことで、絵柄を表現しています。

つけたばかりの藍は、緑色。
太陽と空気が決める、藍色。

じんわり染まっていく、始めは少し緑。
酸化して、藍色になっていくのです。

そして最後に、大切なお天気。

染めいろの最後は
お天気が決めるのです。
季節によって乾燥や、作業の時間も変わるので
日々自然と向き合いながら
一枚のずつ商品を仕上げています。

あいぞめ処桜井紺屋 櫻井茂雄

静岡県焼津市坂本320-4

染めた部分と白のコントラストが美しい「本藍染め」を得意としています。1つの染料から生み出される豊富な色彩は濃淡様々。